レイヤーマスクは、選択した範囲以外の不要な部分を透明化できるマスク機能です。
画像そのものを加工せずに、不要な部分を隠すことができるため、切り抜く範囲を後から編集したり、レイヤーマスクを削除して画像を戻したりすることもできます。
背景画像に別の写真を配置する
背景用画面に被写体が写っている写真画像を配置し、写真のサイズや位置を調整します。
レイヤーマスクとは
レイヤーマスクとは、画像の指定した範囲のみを表示し、不要な部分を非表示にできる機能です。
レイヤーマスクでは、黒で塗りつぶした部分を透明度0%、白は透明度100%、50%のグレーは透明度50%というように、明度で画像の残す部分と消去する部分を指定します。
実際に画像を切り抜くわけではないため、後からでも表示する範囲を編集できます。
レイヤーマスクを追加する
被写体のみを囲んだ選択範囲を作成し、「レイヤーパネル」の下部にある「レイヤーマスクを追加」ボタンをクリックします。
選択した範囲以外が透過される
選択した被写体が残され、それ以外の部分が透過されます。
選択した範囲を透過させる
レイヤーマスクでは、このように選択した範囲を透過させることもできます。
選択した範囲を透過させるには、「選択ツール」を使って目的の範囲を選択し、「レイヤー」メニュー「レイヤーマスク」→「選択範囲をマスク」を選択するか、「レイヤーパネル」でoption(Alt)キーを押しながら「レイヤーマスクを追加」ボタンをクリックします。
レイヤーマスクを削除する
レイヤーマスクを削除するには、「レイヤーパネル」で目的のレイヤーマスクのサムネールを、command+commandキーを押しながらクリック(Windowsでは、Cltキーを押しながら右クリック)すると表示されるショートカットメニューで、「レイヤーマスクを削除」を選択します。
レイヤーマスクを残したまま、一時的に効果を無効にする場合は、ショートカットメニューでレイヤーマスクを使用しないを選択します。
マスクの範囲を編集する
後からマスクの範囲を編集したい場合は、「レイヤーパネル」でレイヤーマスクのサムネールをダブルクリックして、「選択とマスク」画面を表示します。
「境界線調整ブラシツール」で被写体と背景の境界線を修正したり、「クイック選択ツール」などで必要な領域を追加、不要な領域を削除したりできます。
レイヤーマスクから選択範囲を作成する
レイヤーマスクを設定した範囲を選択範囲に変換するには、「レイヤーパネル」でレイヤーマスクのサムネールをcommand(Clt)キーを押しながらクリックします。
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