【Photoshop】不要な部分を消去する方法

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Photoshop

建物や街中の写真に、電線な画像上不要なものが写ってしまうことはよくあります。

人物でもシワやほくろなどが目立つ場合は、薄くしたり消去してしまったほうがよいものもあります。

そのためのツールとして「修復ブラシツール」と「コピー蔦ンプツール」があります。

センサーに乗ったゴミなどの消去にも使用するため、それぞれの特性を理解して活用しましょう。



空と建物をレイヤーで分ける

まず電線とアンテナ、建物上部にある電線を消去するので、調整しやすいように建物と空とを分けて作業します。

元画像を開いたら、「ツールパネル」から「ペンツール」を選択し、パネル上部の「ツールオプション」を「パス」に変更し空と不要部分以外の建物を囲むように選択します。

「ツールオプション」の「作成:選択」をクリックし、「選択範囲を作成」ダイヤログを表示します。

「境界」の「ぼかしの半径:0.3Pixel」と設定して適用し、建物全体に選択範囲が作成されたら、コピー&ペースト(command+C、command+V)してレイヤーにします。

空の調整が困難な場合

選択範囲を空部分に作成してそのまま空の調整を行うこともできますが、建物をレイヤーにしておくことで、空部分に電線などの不要なものが多く調整が困難な場合は、別の空の画像を建物レイヤーの下に配置することで、処理することも可能となります。

空にある電線の消去する

「修復ブラシツール」を選択し、「ツールオプション」でブラシサイズを設定します。

また、「ソース:サンプル」としておき、「調整あり」にチェックをいれると、ソース位置をブラシの移動に合わせて移動させるようにできます。

「レイヤー1」の「目」アイコンを消し、ブラシサイズは多少大きめに設定し、電線のない位置でoption(Alt)キーを押してクリックした位置をソースとして、電線部分をドラッグしながら移動させます。

建物との境界部分では色が分散してしまうため、ソース位置を境界部分に合わせて取りエッジに沿うようにスタンプしていきます。

「修復ブラシツール」で処理できない部分は「コピースタンプツール」を使用して消去し、トーンが乱れた部分は再び「修復ツール」で修整します。

修復ブラシツールとコピースタンプツール

「修復ブラシツール」はソースをコピー先のトーンに合わせて調整するツールで、「コピースランプツール」はソースをそのまま移植するツールです。

壁面や空のような均一の面には「修復ブラシツール」を使用し、濃淡の差がある広範囲を修復する場合には「コピースタンプツール」を使用します。

建物上部の電線を消去する

「背景」レイヤーを修整したら、「レイヤー1」の「目」アイコンを表示させ、「レイヤー1」を表示させ選択します。

建物上部の電線を消去するために、「ツールパネル」の「多角形選択ツール」を選択して選択範囲を作成し、コピー&ペースト(command+C、command+V)してレイヤーにします。

「移動ツール」をし使用して「レイヤー2」を電線にかぶせるように移動し、「ツールパネル」から「消しゴムツール」を選択し、ブラシサイズを調整しt絵周辺を消去します。

「レイヤーパネル」の「レイヤー2」を右クリックしてメニューを表示させ、下のレイヤーと結合を選択し、「レイヤー1」と結合させます。

「ロック」横のアイコンから「透明ピクセルをロック」のアイコンをクリックし、透明部分に調整の影響が出ないようにします。

両サイドに残った電線と影を「コピースタンプツール」を使用して補正します。

レイヤーにロックがかかっているので、ブラシのプレビュー内では建物より外にはみ出して見える部分は、実際にはみ出させないので、ハイライトのラインに合わせてソースを取り調整します。

最後に、「レイヤー2」を重ねた部分の調子を合わせるために「修復ブラシツール」を使用してなじませ、「レイヤー」メニュー→「画像を統合」で画像を統合します。

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Photoshopの使い方

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