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環境設定
環境設定の中には、支所に設定したらほとんど変更しないもの、普段の作業内容によって切り替えながら使うもの両方あります。
数多くの中から、これだけはチェックしておきたいというものを紹介します。
新規ドキュメントのダイヤログ「一般」
新しいバージョンでは、新規ドキュメント作成時のダイアログが変更になりました。
Adobe Stockのテンプレートが直接利用できるなどメリットも多いですが、動作が重くなるので普段はオフにしておくといいでしょう。
「一般」の「[従来の新規ドキュメント]インターフェイスを使用」をオンにすると、シンプルな画面にできます。
ベクトルツールのピクセルへスナップ「ツール」
ベクトルツール(シェイプやバスなど)では、アンカーポイントがピクセルグリッド(ピクセルの最小単位)からずれて配置されると、エッジがぼけたり座標に小数点が出るなどの不都合が生じますが、「ツール」の「ベクトルツールと変形をピクセルグリッドにスナップ」をおん にしておくことで、これを最小限に抑えます。
逆に、切り抜きなどの制度を要する作業では、オフにしておいたほうがいいでしょう。
限界を超えてスクロール「ツール」
通常、ドキュメントウィンドウの中に画像全体が表示できているときは、それ以上外側へスクロールできません。
「ツール」の「オーバースクロール」をオンにしておくと、限界を超えて自由にスクロールできるようになります。
自動保存「ファイル管理」
Photoshopのクラッシュによって作業データが失われしてしまうのを防ぐため、一定間隔でドキュメントを自動バックアップする機能があります。
「ファイル管理」の「ファイルの保存オプション」で「復元情報を次の間隔で自動保存」をオンにし、メニューで保存間隔の時間を設定しましょう。
通常は5〜10分くらいが適当ですが、容量の大きいファイルでは間隔を長めにとったほうが作業の負荷が少なくなります。
動作パフォーマンスを高める「パフォーマンス」
PCが使えるメモリ容量のうち、どの程度をPhotoshopに割り当てるかを決めます。
一般的に「パフォーマンス」の「メモリの使用状況」で「Photoshopで使用する容量」を大きくすると、より高いパフォーマンスが得られますが、他のソフトが使う容量が少なくなるため、「推奨範囲」の間で高めに調整しておくのがいいでしょう。
取り消しの回数を決める「パフォーマンス」
取り消しで作業を戻る回数を、「パフォーマンス」の「ヒストリー&キャッシュ」内「ヒストリー数」で変更できます。
大きくすると取り消しできる回数も増えますが、その分、作業にかかるメモリ容量を多く消費します。
20〜50くらいの間で設定しておくのがおすすめです。
大きい画像やたくさんの画像を扱うときの動作「仮想記憶」
大きい画像や多くの画像を扱うと、マシンのメモリ容量をオーバーすることがあります。
仮想記憶を使うと、メモリ容量から超えてしまった分をHDDやSDDなどのストレージを使って処理します。
この仮想記憶に使うストレージを「仮想記憶」の「仮想記憶ディスク」で指定できます。
一般的には、容量が多くて動作が早いディスクを指定しておくと作業がスムーズです。
定期や文字の単位を変更する「単位・定期」
ウェブデザインなら、px、印刷用途ならmmやcmなど、作業の目的によって違う単位を使い分けることは少なくありません。
「単位・定規」の「単位」で、定規と文字の単位を変更できます。
必要に応じてその都度切り替えましょう。
ちなみに、ドキュメントウィンドウに表示したい定規を右クリックすると、定規の単位はすばやく変更できます。
画像アセットの生成を有効にする「プラグイン」
WEBやアプリのUIデザインでは、画像を外部ファイルに書き出す「画像アセットの生成」の機能をよく使います。
この機能を利用するにhあ、「プラグイン」の「Generator」で「Generator」をオンにしえおく必要があります。
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