【Photoshop】写真について知っておくと便利な機能

Photoshop

Photoshopは、多機能、高性能な画像処理ソフトです。

テクニックを覚えれば、いまいち写真をいきいきと生まれ変わらせたり、不思議な世界を表現するアートにつくり変えたりできます。

写真を自由に操るには、写真を構成している要素を頭に入れておく必要があります。

良い写真とは?

「良い写真」ってなんでしょう?

ピントが合っていること?

露出が適正なこと?

構図がいいこと?

実は、良い写真というのは、あいまいなのです。

例えば、商品写真はピントも露出も構図もいいけれど、おもしろくありません。

ぶれていて暗すぎるけれども緊迫感が伝わってくる報道写真は、心にささることがあります。

しかし、おもしろいけれども色や形がわかりづらい商品写真は、商品写真として良くない写真ということになります。

また、何も訴えかけるものがない報道写真といえないでしょう。

よい写真とは、写真の目的と撮影者の意図、その写真を見る人の気持ちがシンクロできる一枚ということでしょうか。

Photoshopで「良い写真」を作るには、写真の目的を意識して、見る人に写真の意図が伝わるようにすることが大切です。

色の成り立ちについて知る

Photoshopには、色や明るさを補正する機能が数多く用意されています。

これらの機能を利用すると、微妙ないろの 加減も調整できますが、色のどのような成分を調整しているか知っておく必要があります。

色は、「色相」、「明度」「彩度」の3つを組み合わせて表現されます。

「色相」は赤、黄、緑、青、紫といった色の種類、「明度」は色の明るさ、「彩度」は色の鮮やかさ尺度です。

色の三属性をしっかり理解しておくと、色を調整する際に どんな機能を利用すればわかるようになります。

色相とは?

「色相」とは、色の種類のことです。

主な色相には、赤、黄、青、紫があり、これらを円状を並べて、各色の間に中間色を配置したものを「色相環」といいます。

彩度とは?

「彩度」は、色鮮やかを示す尺度です。

無彩色(白・黒・グレー)を「0」、純色(黒や白、グレーが混ざっていない純粋な色)を最大として、無彩色からの距離で鮮やかさを示します。

彩度が低くなるにつれて、くすんだ鮮やかさのない色に変化し、最後には無彩色になります。

明度

「明度」は、色の明るさを表す尺度です。

明度0%は白で、数値が高いほど、色の明るさが増します。

なお、明度の色の明るさを示す尺度で、写真を明るくすることはできません。

色調(トーン)とは?

「色調」とは、トーンともいわれ、明度と彩度を組み合わせて表現される、色のバリエーションのことです。

色調は、縦軸が明度、横軸が彩度で表現され、上に行くほど明るく、右に行くほど鮮やかな色になります。

色調では、下記のような構成があります。

純色赤や黄色など、白や黒が混ざっていない純粋な色のことです。
清色純色に黒または白が混ざった色で、次の2種類があります。
明清色純色に白を混ぜてできた色のことです。
暗清色純色に黒を混ぜてできた色のことです。
中間色純色に灰色を混ぜてできた色のことで、濁色とも言います。
無彩色彩度がない白や黒、灰色のことです。

色温度を知る

「色温度」とは、光源の発している光の色を表現する尺度のことです。

物質を熱すると、その温度に合わせて放つ光の色が→赤→黄→白→青白へと変化していきます。

この光の変化を数値化し、光源の色を表現します。

デジタルカメラで撮影した際に、光源の色影響を受けて、全体的に赤っぽくなった写真や青っぽくなった写真を補正するときに、色温度を使います。

明るい写真・暗いs多心ができるしくみを知っておこう

「露出」は、シャッターの絞りの大きさとシャッタースピードを組み合わせて、CMOS(受光素子:光をデジタル信号に変換するセンサー)が受ける光量になりますが、バランスが悪いと暗すぎたりする写真になってしまいます。

ハイライト

「ハイライト」とは、写真の最も明るい部分のことをいいます。

露光量が多すぎる写真では、ハイライトが白で表示され、その現象を「白とび」といいます。

Photoshopで補正するとある程度復元できますが、完全に白とびしている部分は復元できます。

シャドウ

「シャドウ」とは、写真の最も暗い部分のことを言います。

露光量が少なすぎる写真では、シャドウが黒で表示されます。

その減少を「黒つぶれ」といいます。

構図のことを知っておこう

写真は、色や明るさも大切ですが、「構図」が見る人の第一印象を左右すると言っても過言ではありません。

構図とは、被写体を効果的に目立たせるための画面の構成のことです。

迫力を出す対角線構図、安定感を出す三分割構図など、さまざまな構図があり、構図に当てはめて写真を切り出すだけで、見違えるほど印象を変えることができます。

三分割法構図

三分割法構図は、画面の縦横を三分割し、その交点や三分割のライン状に被写体を配置する構図です。

人物や動物を撮影する際には、目の辺りを三分割ラインの交点に合わせると、落ち着いた写真になります。

また、水平線やビルなど、画面を分割する線を三分割のラインに合わせて撮影すると、安定感のある写真になります。

三角構図

三角構図は、被写体を三角形に配置する構図です。

被写体を中心に景色を三角形で配置することで、あんていかん のある構図になります。

また、手前を広く、奥を狭く三角形を意識して撮影することで奥行きを表現できます。

対角線構図

対角線構図は、画面の対角線上に被写体を配置することで、生き生きとして躍動感ある写真になります。

また、道路や線路、川などを対角線上に配置すると、奥行きを感じさせることもできます。

黄金螺旋構図

黄金螺旋図とは、最も美しいとされる1:1.618という黄金比率で被写体を配置する方法です。

黄金比率で描かれる「フィボナッチ螺旋」の中心に被写体を配置すると、安定した美しい写真になります。

色深度とは?

「色深度」とは、デジタル画像の1ピクセルで表現きる色の数を示し、単位はbpp(bit per pixel)で表示されます。

色深度の数値が大きいほど階調が多くなり、繊細でなめらかないろの表現が可能になります。

デジタル画像では、1bitに「0」と「1」の2種類のデータしか持てず、色に直すと2階調となります。

色深度1bppの画像は、1ピクセルに1bitの情報を持っていることを意味し、2階調のがm像(モノクロの画像)となります。

色深度が2bppの場合は2の2乗の4階調、3bppの場合は2の3乗の8階調となります。

JPEG画像の場合は、8bit=256階調ですが、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色それぞれに同じ階調を持っているため、256階調の3乗=16.777.216色の表現が可能です。

デジタル画像の詳細は、次のセクションを参照。

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